産経ニュース

【健康カフェ(65)】受験シーズン本番へ 睡眠確保し感染症対策しっかり

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【健康カフェ(65)】
受験シーズン本番へ 睡眠確保し感染症対策しっかり

大学入試センター試験に臨む受験生ら=14日午前、東京都文京区の東京大学(福島範和撮影)  大学入試センター試験に臨む受験生ら=14日午前、東京都文京区の東京大学(福島範和撮影) 

 1年前の今ごろ、女子高生が下痢と吐き気を訴えて受診しました。症状としてはよくあるウイルス性の胃腸炎です。数日後に入学試験があり、どうしても症状を抑えておきたいというので、薬を出すことにしたのですが、疲れ果てた様子が気になりました。食事や睡眠がとれているか聞いたところ、何カ月も深夜まで勉強する日が続き、忙しさと緊張であまり眠れていないとのことでした。

 受験のために、寝る間を惜しんで勉強しているのだと思いますが、慢性的な睡眠不足は心身にさまざまな問題を引き起こします。何よりも、睡眠時間が短くなると注意力が散漫になり、記憶や学習に弊害が出ることが分かっています。せっかく勉強した内容が右から左に抜けていくことになりかねません。

 では、どれぐらいの睡眠時間を確保すればいいのでしょう。米国の睡眠医学会が昨年、子供に推奨される睡眠時間を発表しています。それによると、小学生(6~12歳)は9~12時間、中高生(13~18歳)は8~10時間です。同学会は「睡眠時間を確保することで、注意力や行動、学習、記憶、情動のコントロールなどが改善し、心身の健康状態が良くなる」としています。

続きを読む

「ライフ」のランキング