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将棋の加藤一二三・九段の引退決まる 77歳、公式戦最年長記録保持

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将棋の加藤一二三・九段の引退決まる 77歳、公式戦最年長記録保持

加藤一二三・九段 加藤一二三・九段

 将棋の加藤一二三(ひふみ)九段(77)が19日、大阪市の関西将棋会館で行われた順位戦C級2組の対局の結果、下位10位以内が確定し、「神武以来の天才」と呼ばれた名棋士の現役引退が決まった。

 順位戦は棋士の序列を決める公式戦で、最下クラスのC級2組には51人が在籍。加藤九段は現在1勝7敗で、19日にライバルが勝ったため、残り2局を勝っても下位10位以内となる。これに伴って3回目の降級点が付き、規定により引退が決まった。20日に予定されている棋聖戦予選など、残っている棋戦すべてに負けた時点で現役引退となる。

 加藤九段は「まだ今後の対局も残っており、全力投球する所存ですので、進退に関するコメントは最後の対局が終わってからに致したいと存じます」との談話を発表した。

 加藤九段は福岡県出身。昭和29年、史上最年少の14歳7カ月でプロ入り。この記録は昨年10月、藤井聡太四段が14歳2カ月でプロになるまで62年間、破られなかった。名人1期などタイトルを通算8期獲得した。昨年12月には藤井四段のデビュー戦で62歳差対局として注目を集め、今月12日には公式戦に出場した最年長記録を77歳11日に更新した。「ひふみん」の愛称でも知られる。

 19日現在の通算勝利数は歴代3位の1323勝(1173敗)。

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