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ユニーク書評合戦 漫才で…お寺でも「新しい読書体験」

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ユニーク書評合戦 漫才で…お寺でも「新しい読書体験」

奈良県立図書情報館が毎年8月に開催する「暁天ビブリオバトル」=奈良市の大安寺(同館提供) 奈良県立図書情報館が毎年8月に開催する「暁天ビブリオバトル」=奈良市の大安寺(同館提供)

 お気に入りの本を漫才形式やご当地ならではの会場で紹介するユニークな試みが広がりを見せている。今年で誕生10年を迎える知的書評合戦「ビブリオバトル」の派生形といえる。さまざまな“書評”をきっかけに読書の楽しさを知ってほしいとの思いは共通しており、学校教育の場でも注目を集めている。(木ノ下めぐみ)

 ◆教育の場で注目

 「もったいないってどういう意味?」「この本読んだらわかるよ」「買うともったいないから図書館で借りるわ」

 昨年11月に大阪市立中央図書館で開かれた「書評漫才グランプリ」。制服姿の小学5、6年生の女子コンビが身ぶり手ぶりを交えながら軽快に『もったいないばあさん』(真珠まりこ著、講談社)を紹介すると、観客席から笑い声が起きた。10組が参加した小学生の部で優勝した2人は「幼いときから好きな本。わかりやすく伝えたくて他のシリーズも読みこんだ」と笑顔を見せた。

 同館がこの企画を始めたのは平成24年で、出場資格は「10代を含むコンビかトリオ」。図書館離れが進む中高生に読書の楽しさを伝えようと、話題を集めていたビブリオバトルに着目し、漫才仕立ての書評合戦という大阪らしい企画に発展させた。

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