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図書館を街づくりの核に 497自治体が取り組み

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図書館を街づくりの核に 497自治体が取り組み

「絵本のまち」をPRする和歌山県有田川町で開かれたイベント=平成28年11月 「絵本のまち」をPRする和歌山県有田川町で開かれたイベント=平成28年11月

 公立図書館で地域振興や街づくりを目的とした事業を行う自治体の数が、少なくとも497に上ることが、日本図書館協会(日図協)が実施した初の全国調査で明らかになった。農家との交流会や子育て中の女性の就業支援など多彩な取り組みの実態も判明。政府が「地方創生」を掲げる中、図書館を街づくりの核に据えて地域活性化を目指す自治体の広がりが浮き彫りになった。

 日図協は昨年8月、図書館を設置する全国1361の都道府県と市区町村にアンケートを送り、1049の自治体から回答を得た。

 調査では事業の具体例も募った。果樹栽培が盛んな岩手県紫波町では、図書館が農家と消費者の交流行事や農業に関するデータベースの講習会も開くなど農業支援を掲げる。福岡県立図書館(福岡市)では、育児中の女性向けの就業相談会や、定年後のシニア世代向けに起業やボランティアに関するセミナーも実施。絵本作家らを招いたイベントや絵本コンクールで「絵本のまち」をPRする和歌山県有田川町、飲食店などがお気に入りの本を置く北海道恵庭市や長野県小布施町の「まちじゅう図書館」など、街の新たな魅力を生む試みも多い。地元の中小企業診断協会などとビジネス相談会を共催する広島市立中央図書館をはじめ、経済活動への支援も各地で活発だ。

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