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【部活動に休養日】ブラック部活に縛られ「授業や学級運営手回らない」 外部指導者・財源・管理に問題

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【部活動に休養日】
ブラック部活に縛られ「授業や学級運営手回らない」 外部指導者・財源・管理に問題

中学校での部活動「休養日」設定状況 中学校での部活動「休養日」設定状況

 過度な部活動に起因する教員の長時間労働は、そのつらさから“ブラック部活”などともいわれている。政府が「働き方改革」に取り組む中、部活動をはじめとした教員の課外活動のあり方も問われ始めた。

 まだ薄暗い午前5時。神奈川県内の中学校で教壇に立つ20代の女性教諭はいつもこの時間に起床する。6時半には登校し、顧問の吹奏楽の朝練に参加。部活は土日を含め週6日。放課後も部活の指導があり、テストの採点などは生徒が下校してからだ。帰宅が午後11時ごろになることもある。

 「本業の授業や学級運営まで手が回らない」。しかし、練習を減らそうにも、休むと実力が落ちる上、保護者からクレームが来る。

 実際、日本の教員の労働時間は他国に比べて長い。平成25年の調査では、1週間当たりの中学教員の勤務時間は経済協力開発機構(OECD)加盟国で最長の53・9時間。調査参加国平均が38・3時間だった。特に部活動など課外活動の指導は7・7時間で、参加国平均の2・1時間を大きく上回っている。

 友人づくりや精神力、協調性の向上も促すとして生徒や教員、保護者の支持も根強い部活だが、立ち位置はあいまいだ。

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