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利根川中流部のサケ遡上が激減、昨年の3分の1に… 海洋環境影響?

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利根川中流部のサケ遡上が激減、昨年の3分の1に… 海洋環境影響?

利根川を遡上するサケ=11月12日、行田市の大堰自然の観察室 利根川を遡上するサケ=11月12日、行田市の大堰自然の観察室

 利根川中流部にある利根大堰(埼玉県行田市・群馬県千代田町)で今シーズンに計測されたサケの遡上数は4038匹で、昨年のほぼ3分の1に大幅減少したことが水資源機構利根導水総合事業所の調査で分かった。

 調査は利根大堰に設置された3カ所の魚道で、10月1日から今月25日までセンサーによる自動観測でカウント。昨年は1万2338匹、最も多かった25年には1万8696匹を数えており、同様の調査方法を採用した平成22年度以降では最少だった。

 同事業所は「遡上調査は魚道の機能を確認する目的で、最近はサケがよく上っていたので安心していたのだが…」と突然の減少に困惑気味。遡上したサケは上流部の群馬県内の河川で自然産卵しているが、同県水産試験場は減少原因について「海水温などの海洋環境が影響していると考えられるが、はっきりした理由は分からない」としている。

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