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「兜町の風雲児」加藤●(=日の下に高、あきら)被告が死去 相場操縦罪で公判中
金融商品取引法違反(相場操縦など)罪に問われた仕手集団元代表、加藤●(=日の下に高、あきら)被告(75)が死去したことが26日、関係者の話で分かった。病死とみられる。
加藤被告は「兜町の風雲児」と呼ばれ、バブル期などに仕手戦を実施。一時は表舞台から姿を消したが、平成23年に株式サイトを立ち上げて株式情報を発信。27年、同サイトへの書き込みが相場操縦に当たるとして、東京地検特捜部が同法違反罪で起訴した。東京地裁での公判で加藤被告は無罪を主張していた。
被告の死去により、公訴は棄却される見通し。