産経ニュース

引き裂かれる群馬の「だるま市」 対立深まり高崎駅前と少林山開催に 「発端は経費問題」 感情もつれも…

ライフ ライフ

記事詳細

更新


引き裂かれる群馬の「だるま市」 対立深まり高崎駅前と少林山開催に 「発端は経費問題」 感情もつれも…

お炊きあげのため運び出されるだるま=18日、高崎市鼻高町の少林山達磨寺 お炊きあげのため運び出されるだるま=18日、高崎市鼻高町の少林山達磨寺

 年始めの風物詩として全国に知られた少林山達磨寺(群馬県高崎市鼻高町)の「だるま市」が、運営を巡る対立からだるまの露店がほとんどいない異例の開催となって約1年。溝はますます深まり来年1月はJR高崎駅前(元日、2日)と寺での祭り(6、7日)という異例の“分離開催”が決定的となった。「だるま発祥の寺」と「だるまを製造する組合」の決裂。220年の歴史を持つ祭りは大きな曲がり角に立つ。双方の言い分を聞いた。

発端は寺負担の経費問題

 だるま市は毎年、露天商約200店、だるま販売店約60店が並び夜通し市を開き、参拝客20万人が繰り出す年始の風物詩だった。

 対立の原因は何か。「祭りの経費負担にあった」と達磨寺の広瀬正史住職は指摘する。住職によると、警備や電気設備など多額の運営費の多くは寺が負担していたという。昨年、寺は応分の負担を出店料として求めたところ、露天商側が猛反発、出店を拒否し、組合まで追随して不参加となった。それでも今年1月のだるま市は少数のだるま商有志が寺近くで販売はした。来年1月は有志さえいない状態になりそうだ。

 「だるま商まで不参加というのは考えてもいなかった。残念だ。一緒にできるよう参加を呼びかけていきたい」と広瀬住職は言う。

続きを読む

このニュースの写真

  • 引き裂かれる群馬の「だるま市」 対立深まり高崎駅前と少林山開催に 「発端は経費問題」 感情もつれも…
  • 引き裂かれる群馬の「だるま市」 対立深まり高崎駅前と少林山開催に 「発端は経費問題」 感情もつれも…

「ライフ」のランキング