産経ニュース

物々交換で節約 イベントやアプリ…地域交流も

ライフ ライフ

記事詳細

更新


物々交換で節約 イベントやアプリ…地域交流も

ファッションアイテムに特化した物々交換イベント「エクスチェンジ」。おしゃれな雰囲気で女性の利用が多い (エクスチェンジ事務局提供) ファッションアイテムに特化した物々交換イベント「エクスチェンジ」。おしゃれな雰囲気で女性の利用が多い (エクスチェンジ事務局提供)

 発案した「カミクマワークス」の中神美佳代表は「お金よりも自社製品や特産物の方が出しやすい。十勝のPRにもなる」と話す。

 商品パッケージデザインの仕事で牛肉1年分を受け取る「サイファーポイント」(東京都文京区)の代表取締役、栗和田大介さん(33)は「お金のやり取りだと、支払われる金額の範囲内でどう取り組むかを考えるが、対価が物だと発想がより自由になる」。牛肉は社員でバーベキューをしたり、小分けにして配ったりする予定という。

 こうした背景について跡見学園女子大マネジメント学部の細川あつし教授(エシカルビジネス論)は「世界的な金融不安が高まる中、物やサービスを通じ、お金だけではない、人とのつながりを求める風潮があるのでは」とみている。

                   ◇

 ■「捨てるより譲りたい」8割

 物やサービスを個人や企業の間で交換・共有するシェアリングエコノミー(共有型経済)の考え方が広がる中、「不用な物は捨てるより、譲ったり売ったりしたい」と考える人が8割近いことが、プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険の調査で分かった。調査は6月、20歳以上の男女2000人を対象に実施した。

 物などの共有について尋ねたところ、「不用な物は捨てるより、譲ったり売ったりしたい」と考える人が79.1%に上った。「レンタル品や中古品の利用に抵抗はない」という人も67.1%おり、3分の2に抵抗感がなかった。

このニュースの写真

  • 物々交換で節約 イベントやアプリ…地域交流も

「ライフ」のランキング