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【国際学習到達度調査】国際学習到達度調査 実社会即した設定 科学的説明力問う

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【国際学習到達度調査】
国際学習到達度調査 実社会即した設定 科学的説明力問う

 経済協力開発機構(OECD)が6日に公表した2015年実施の国際学習到達度調査(PISA)の結果では、科学的応用力に関する問題の一部も公開された。実社会に即した具体的な場面が設定され、起きている出来事を科学的に説明する力が問われた。読解力や数学的応用力は問題が公開されなかった。

 「鳥の渡り」が題材の問いでは、識別用タグを取り付けられた鳥の目撃情報やボランティアによる定点観測で、渡り鳥のルートを見つけ出そうとしているという文章を読み、ボランティアによる鳥のカウント数が不正確になる要因や、その影響を文章で答えさせた。

 正答は「同じ鳥を複数回カウントしてしまい、数が多くなりすぎる場合がある」などで、要因を解釈して影響を説明することが求められる。日本の正答率は42%、無答率は19%だった。

 「持続的な養殖漁業」と題した問題では、シタビラメ、ゴカイ、貝、海草のそれぞれの特徴を記した文章を読み、シタビラメを養殖するには、それらを3つの水槽にどう配置するのが適切かを考えさせた。

 文章や画像にちりばめられた情報から、生物の特色や水槽の機能を理解する必要があり、1つの水槽に入れる生物の数にも指定がない。難易度が高く、日本の正答率は8%にとどまった。

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