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イノシシで男性死亡の群馬県・駆除現場ルポ 農林業1億円、被害深刻 3万頭が生息、狩猟期間を延長

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イノシシで男性死亡の群馬県・駆除現場ルポ 農林業1億円、被害深刻 3万頭が生息、狩猟期間を延長

群馬県太田市で箱わなにかかった推定体重約100キロのオスイノシシ 群馬県太田市で箱わなにかかった推定体重約100キロのオスイノシシ

 群馬県桐生市の酪農業の男性(67)が11日、自宅敷地内のわなにかかったイノシシに襲われ命を落としたが、県内各地でイノシシが人里に表れ、農作物を食い荒らすなどの事態が相次いでいる。これまで駆除だけだったが、15日は狩猟が解禁された。対応に追われる同県太田市の現場を取材した。(橋爪一彦)

 今月8日、「わなにイノシシがかかった」と太田市農業政策課の高田剛志課長補佐から連絡を受け、市北部八王子丘陵に向かった。

 高田さんは「動物園でしか見たことのないイノシシが、太田でこれほど増えるとは…」とため息をつく。

近づくと危ない

 薮塚猟友会のメンバーと市職員らが囲む捕獲用の「箱わな」に大きなイノシシがいた。カメラを向けると、「フーッ」とうなり、わなの鉄格子に飛びかかってきた。

 猟友会の仲村勝雄会長(73)によると、今年一番の大物で体重は約100キロ、体長約140センチのオス。「撃たれた後も突然起き上がり襲うことがある」と言い、不用意に近づき2カ月入院するけがを負ったハンターもいたという。

 イノシシは、仲村さんのライフルでとどめを刺され、その後焼却場へ運ばれた-。

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