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野生鳥獣の肉を使った「ジビエ料理」 食べて有効活用 調理法普及など国も本腰

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野生鳥獣の肉を使った「ジビエ料理」 食べて有効活用 調理法普及など国も本腰

料理教室でシカ肉を使ったカツレツを披露する林真理さん(左)=兵庫県宝塚市 料理教室でシカ肉を使ったカツレツを披露する林真理さん(左)=兵庫県宝塚市

 一般家庭ではなじみの薄い野生鳥獣の肉を使ったジビエ料理。シカなどによる農作物への被害が深刻化する中、国は捕獲した有害野生鳥獣の有効活用を図ろうと、食品衛生上の対策や調理法の普及活動に乗り出している。(原田純一)

おでんやカツレツ

 「脂身の少ないシカ肉は硬くなりやすいので、弱火でゆっくり火を入れるようにしてください」

 今月初旬、兵庫県宝塚市で開かれたシカ肉を使った料理教室。「愛deer料理教室」代表の林真理さん(52)が参加者に調理の際のコツを説明していた。

 ジビエはフランス語で、欧州では貴族の伝統料理として古い歴史のある食文化だ。この日の教室で参加者は、シカ肉のだしを使ったおでんやシカ肉のカツレツの作り方を学んだ。

 京都府の猟師、林利栄子さん(28)は都市部の人たちに里山の魅力を伝えるNPO法人の職員としてジビエ料理などを紹介。「人に伝えるためには、もっとジビエのことを知らなければ」と料理教室に参加した。

 「教わったメニューはどれも臭みがなくておいしい。これなら自信を持って一般の人に薦められます」と笑みを浮かべた。

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