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【解答乱麻】「なぜ、いじめはいけないのか」「いじめられる側にも問題はないのか」…いじめの本質考える道徳教育が必要だ 武蔵野大教授・貝塚茂樹

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【解答乱麻】
「なぜ、いじめはいけないのか」「いじめられる側にも問題はないのか」…いじめの本質考える道徳教育が必要だ 武蔵野大教授・貝塚茂樹

 また、いじめ問題には「友情・信頼」「相互理解・寛容」「公正・公平、社会正義」など道徳教育で学ぶべき内容の多くが複合的につながっている。つまり、いじめ問題に無力な道徳授業は意味がないということでもある。

 「道徳教育をしてもいじめはなくならない」という傲慢な批判はもういらない。いじめに対する有効な叡智(えいち)と実践例を蓄積し、不退転の覚悟でいじめ問題に対峙(たいじ)したい。いじめをしない人間、いじめを悪いといえる人間、そして、いじめを止めることのできる人間を育てることは教育の使命であり責任である。

                  

【プロフィル】貝塚茂樹

 かいづか・しげき 国立教育政策研究所主任研究官などを経て現職。専門は日本教育史、道徳教育論など。

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