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「残念…」乳搾り11月23日で終了 群馬・伊香保グリーン牧場

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「残念…」乳搾り11月23日で終了 群馬・伊香保グリーン牧場

伊香保グリーン牧場で牛の乳搾りを楽しむ親子連れ=群馬県渋川市 伊香保グリーン牧場で牛の乳搾りを楽しむ親子連れ=群馬県渋川市

 群馬県渋川市の「伊香保グリーン牧場」が、昭和45年のオープン以来続けてきた牛の乳搾り体験を、23日を最後に終了する。酪農をやめ、牛の数を減らしたことで「牛の負担が大きくなった」と判断した。観光客らからは惜しむ声が上がっている。

 グリーン牧場によると、乳搾り体験は年間約2万人が参加する人気イベント。昨年までは当時いた約40頭の一部がローテーションで担当していた。しかし、酪農は餌代の高騰などにより赤字が続き昨年4月にやめ、現在では1日2回のイベントを2頭が交代で担っている。

 広報担当の宮崎道代さん(42)によると、参加者の多くは力の加減が分からず乳が逆戻りすることもあり、2頭では乳房にかかるストレスが大きいという。「たくさんいれば負担は小さいけれど、2頭では牛もつらいのでは」と宮崎さん。

 乳搾り体験終了を知り、福井県敦賀市から家族5人で来た主婦植松菜実さん(29)は「体験がなくなるのは残念だが、子どもの授乳をしている身としては牛の気持ちも分かる。大変ならやめても仕方がないのかも」と話す。宮崎さんも「生き物のぬくもりに触れられるとても良い体験だった」と寂しそうだ。

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