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【健康カフェ(57)】インフルエンザ 12月中旬までにワクチン接種

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【健康カフェ(57)】
インフルエンザ 12月中旬までにワクチン接種

 糖尿病で通院している70代の男性は、肺炎球菌とインフルエンザのワクチンを約1年前に接種しました。先日、「そろそろインフルエンザの予防接種の時期ですね」と伝えると、「今年も受けないといけないの? ワクチンを接種してもインフルエンザになる人もいるし、必要なのかなあ」と言います。

 インフルエンザは、ウイルスによる感染症で、高熱やだるさ、せき、筋肉痛といった症状が1週間前後続く病気です。特に問題なのは、重症化して、高齢者では肺炎、小児ではインフルエンザ脳症など重篤な合併症を起こし、命を落とすことがあることです。ワクチンで発病がすべて阻止できるわけではありませんが、重症化を防ぐ効果が認められています。

 予防接種法に基づくインフルエンザの定期接種の対象は65歳以上です。重症化するのが高齢者に多いとはいえ、30~40代の働き盛りの世代でも重症化することはあります。重症者をできるだけ少なくするには流行を抑えることが大事で、そのためにはできるだけ多くの人がワクチンを接種することが望ましいといえます。

 毎年接種しなければいけない理由は、インフルエンザワクチンの予防効果が長くてもせいぜい4~5カ月で、その年により流行するウイルスの性質が少しずつ変わるためです。

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