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【ニュース深層】前代未聞の“コピペ医師”大量資格取り消し…措置入院の判断どうする

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前代未聞の“コピペ医師”大量資格取り消し…措置入院の判断どうする

 聖マリアンナ医大病院では、昨年3月に13人いた常勤の指定医が今年4月には4人に減り、診療体制を縮小せざるを得なくなった。川崎市の担当者は「同病院での医療保護入院は難しくなった」と振り返る。

 精神医療に詳しい「市民の人権擁護の会日本支部」の米田倫康代表は「患者の人権を制限できる資格なのに、医師の力量は正しく判断されてこなかった」と指弾。一方で「措置入院が精神疾患のため立件できない犯罪容疑者の受け入れ先になってきた側面もある」と話し、地域の精神医療体制の見直しを訴えた。

 【用語解説】「精神保健指定医」 精神保健福祉法に基づき、精神障害で自分や他人を傷つける恐れがある患者を強制的に入院させる「措置入院」や「身体拘束」などの行動制限の必要性を判断できる精神科医。指定には精神科医として3年以上の実務経験に加え、統合失調症や認知症などの患者8例以上を診察したケースリポートの提出が必要となる。指定医は今年4月時点で全国に1万4707人。

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