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【父の教え】作曲家・服部隆之さん 導いてくれた音楽への道

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【父の教え】
作曲家・服部隆之さん 導いてくれた音楽への道

「おやじは譜面をコンピューターで書くけど、僕はアナログ人間で、いまだに手書きです」と話す服部隆之さん (菊本和人撮影) 「おやじは譜面をコンピューターで書くけど、僕はアナログ人間で、いまだに手書きです」と話す服部隆之さん (菊本和人撮影)

 放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」や「半沢直樹」(TBS系)、「HERO」(フジテレビ系)など数々のテレビドラマや映画のテーマ音楽を手掛ける作曲家の服部隆之さん(50)。父の克久さん(79)はテレビ草創期から音楽番組やドラマの音楽を手掛けた著名な作曲家で、祖父の良一さんも「別れのブルース」や「東京ブギウギ」など数多くの昭和の名曲を世に送り出した希代の作曲家だ。

 音楽一家に生まれた隆之さんは3歳頃からピアノを習い始めた。ピアノ演奏への第一歩は指使いの習得。ピアノが奏でる音楽は好きだったが、指使いにこだわるところが嫌で練習はさぼりがちだった。そのときに怒るのは、もっぱら母親。克久さんからは何も言われたことがなかった。

 「今思えば、練習を強制して僕が音楽を嫌いになることが嫌だったのでしょう。戦略通りというか、中学ではブラスバンド部、高校ではバンドを組むなど、音楽はずっと好きだった」

 榊原郁恵さんや山口百恵さんら人気歌手が歌のレッスンに通う家庭。音楽は身近な存在だったが、中学生のときの「作曲の道に行ってくれたらうれしいな」という父の一言が将来を決定づけたという。

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