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小坂憲次元文科相が死去
文部科学相などを務めた自民党元衆院、参院議員の小坂憲次(こさか・けんじ)氏が21日朝、都内で死去した。党関係者が明らかにした。70歳だった。
昭和21年生まれ。慶応大法学部卒業後、会社員などを経て平成2年の衆院選旧長野1区で初当選。6回当選を重ね、17年に文科相で初入閣を果たした。21年の衆院選で落選すると、22年の参院選比例代表で当選。党参院幹事長や参院憲法審査会長を務めた。
今年7月の参院選比例代表で党の公認を得ていたが、悪性リンパ腫(がん)の治療に専念するため公認を辞退。出馬を見送り、療養を続けていた。
小坂家は曾祖父の小坂善之助元衆院議員や父の小坂善太郎元外相はじめ、「政治家一族」で知られている。