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「種の保存は大切なことだけど…」 ウナギ国際取引決議採択でウナギ店主は評価と戸惑い

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「種の保存は大切なことだけど…」 ウナギ国際取引決議採択でウナギ店主は評価と戸惑い

東京・築地の老舗「宮川本店」でウナギを焼く店員=26日午前 東京・築地の老舗「宮川本店」でウナギを焼く店員=26日午前

 「種の保存は大切なこと」。ワシントン条約締約国会議の委員会が、ウナギの国際取引に関する調査と保護に向けた決議案を採択したことに26日、国内のウナギ専門店などからは評価の声が上がった。一方で調査結果によっては取引規制につながる恐れがあり、売り上げ減への心配も漏れた。

 東京・築地の老舗「宮川本店」。現在は愛知や静岡、宮崎などで生産した養殖ウナギを使い、うな重を2800~4千円(税別)で提供している。4代目店主の渡辺安良さん(66)は取引データの収集や保護の方向性について「きちんとやった方が良い」と話す。

 一方で、国際自然保護連合から絶滅危惧種に指定されるなどして客足が減っていると感じているという。「国際取引が規制されたら、さらに値段を高く設定しないといけなくなるでしょうね」と懸念し、「まだ切迫感はないがどう商売を続けていくか対策を考えていきたい」と話した。

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