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【がん電話相談から】びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療法

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【がん電話相談から】
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療法

  62歳の夫は5カ月前、悪性リンパ腫非ホジキンリンパ腫びまん性大細胞型B細胞リンパ腫のステージIIと診断されました。腫瘍は左頸(けい)部に2カ所あり、大きさは10センチ以上です。R-CHOP療法(分子標的薬リツキサン+抗がん剤のCHOP療法)をはじめ、R-ICE療法、シタラビン、ラステッドなどの抗がん剤治療を実施しましたが、効果がありませんでした。2カ月前、メソトレキセートの副作用で白質脳症になって意識障害を起こし、食事が取れず、歩けなくなりました。骨髄抑制も出ており、これ以上の抗がん剤は考えられず、放射線治療になるといわれています。治療経過はこれでよかったでしょうか。

  びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は、非ホジキンリンパ腫の中で最も多く、40%を占めます。月単位で進行する「中悪性度」で高齢者に多く、頸部に大きい腫瘍ができたり、精巣、副腎、乳房にできたりすると脳に転移しやすいので、その予防をしながらの治療になります。その際、メソトレキセートがよく使用されますが、ごくまれに白質脳症という脳の障害が起こることがあります。

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