産経ニュース

【赤字のお仕事】「総理、潮時です!」 はたして彼は「もう終わり」なのか、それとも…? 「潮時」の読み取り方

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【赤字のお仕事】
「総理、潮時です!」 はたして彼は「もう終わり」なのか、それとも…? 「潮時」の読み取り方

 「総理、今が潮時です!」

 健康問題などが取りざたされ、退陣を迫る声が高まる中、次の政権の座を狙う野心満々の若手政治家と総理大臣(首相)が官邸で会食をする。その席上で調理を担当する天才女性シェフがこう言い放った…。

 私が見ていたあるテレビドラマの一場面(もちろんフィクション)ですが、この「潮時」が意味するのは、はたして総理は「もう、終わり=退陣」なのか、それとも?

 ここでポイントとなる「潮時」という言葉。まずは、辞書で意味を見てみましょう。

 【潮時】(1)潮が満ちたり引いたりする時。「満潮の-にかかる」(2)物事をするのにちょうどよい時。「-を見計らう」「物には-というものがある」〈『大辞林』、三省堂〉

 元は「潮が満ちたり引いたりする時」を表す言葉でした。そこから転じて、「物事を行うのにちょうど良い時期、タイミング」を指すようになったのが分かります。

 文化庁国語課が行った平成24年度の「国語に関する世論調査」では、この「潮時」の意味について尋ねています。

 それによると、辞書に載っているとおりの「ちょうどいい時期」と答えた人は60%、「ものごとの終わり」と回答した人は36.1%でした。

続きを読む

「ライフ」のランキング