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小児がん克服からどう復学するか 支援は保護者、学校、病院の連携が重要

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小児がん克服からどう復学するか 支援は保護者、学校、病院の連携が重要

小児がんを経験した子供の円滑な復学について話し合われた「小児がん・脳腫瘍全国大会」 =大阪府豊中市 小児がんを経験した子供の円滑な復学について話し合われた「小児がん・脳腫瘍全国大会」 =大阪府豊中市

 こうした切れ目のない支援は理想だが、現実はそうしたケースばかりではないようだ。男性教諭は「『転校した児童だから』と指導を院内学級に一任しようとする学校もある」と打ち明ける。

 ◆共通の認識持つ

 文部科学省は、病気のために継続的な医療や、生活の規制が必要な子供向けの教育を「病弱・身体虚弱教育」と位置づけ、教育現場に配慮を求めている。

 ただ、病弱教育に詳しい、関西学院大学教育学部の丹羽登教授は「『病気は障害ではないから、過剰な配慮は不要』といった認識を持つ教師もいる」と指摘。周囲の子供も含め、「まずは復学後にどのような配慮が必要なのか、十分に理解することが大切」とする。共通の認識を持たなければ、配慮が「単なるえこひいき」とみられてしまうこともあるからだ。

 「必要とする支援は一人一人異なっている。それぞれに合った配慮をしてほしい」と話している。

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