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絶滅危惧種のカブトガニ500匹死亡 北九州市の干潟 例年の8倍

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絶滅危惧種のカブトガニ500匹死亡 北九州市の干潟 例年の8倍

海岸に並べられたカブトガニの死骸=25日、北九州市小倉南区 海岸に並べられたカブトガニの死骸=25日、北九州市小倉南区

 環境省が絶滅危惧種に指定するカブトガニが、国内有数の生息地の北九州市・曽根干潟で、今年1月以降、約500匹死んでいることが確認された。例年、年間に見つかる死骸の8倍を超え、専門家は猛暑による海水温の上昇などを原因の可能性として指摘する。

 日本カブトガニを守る会福岡支部によると、今年1月1日~今月25日、干潟の沿岸で、約500匹の死骸が見つかった。6月ごろから急増し、子供のカブトガニも含まれていた。発見される死骸は例年、年間50~60匹。同会による20年間の調査で、最も多い。

 カブトガニの生息環境を調査する、九州大大学院工学研究院の清野聡子准教授(生態工学)は「猛暑による海水温の上昇と、台風が来ず海水が混ざらなかったことで、カブトガニが生息する海底の酸素が減り、環境が悪化した可能性がある。他の生物への影響も懸念される」と話した。

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