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【川内原発停止要請】「地元の声聞かぬ」沸き上がる憤り 三反園知事 信頼関係にひび

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【川内原発停止要請】
「地元の声聞かぬ」沸き上がる憤り 三反園知事 信頼関係にひび

九州電力の瓜生道明社長(右)に川内原発の一時停止を求める要請書を手渡す鹿児島県の三反園訓知事=26日午後、鹿児島県庁 九州電力の瓜生道明社長(右)に川内原発の一時停止を求める要請書を手渡す鹿児島県の三反園訓知事=26日午後、鹿児島県庁

 「県民の声を聞くといいながら、特定の意見しか聞いていない。原発が止まったら困る住民の思いにも耳を傾けるべきだ」。鹿児島県の三反園(みたぞの)訓(さとし)知事が九州電力に対し、川内原発の一時停止を要請した26日、地元・薩摩川内市の声に耳を閉ざす姿勢に、憤りの声が沸き上がった。(高瀬真由子)

 三反園氏は7月28日の就任からこの日まで、薩摩川内市の岩切秀雄市長と一度も意見交換をしていない。

 「川内原発の停止要請を行ったことを出張先で知った。詳細な内容、状況が分からないのでコメントは差し控える」。岩切氏は地元首長でありながら、こうコメントするしかなかった。

 8月19日に川内原発周辺の避難道路や福祉施設を視察した際も、地元の事情に最も詳しい市職員は同行せず、市役所を訪れることもなかった。視察先の市民から「なぜ市の職員がいないのか?」と疑問の声が上がる始末だった。

 三反園氏が薩摩川内市の声を聞こうとしないのはなぜか-。

 「地元で事業者と話をすれば、原発が突然停止した場合に、どれほど住民が困るかが分かる。九電に申し入れをしにくくなるからだろう」。市幹部はこう推察した。

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