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夏休み明け前後に増える子供の自殺 変化見逃さず相談の扉広げて

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夏休み明け前後に増える子供の自殺 変化見逃さず相談の扉広げて

夏休み明け前後は子供の精神的動揺が生じやすい時期という(本文とは関係ありません) 夏休み明け前後は子供の精神的動揺が生じやすい時期という(本文とは関係ありません)

 白書は「長期休業明け直後は生活環境が大きく変わる契機になりやすく、精神的動揺が生じやすい」などと指摘している。

 日本自殺予防学会の斎藤友紀雄理事長は「自殺する子供は、苦しい状況が永遠に続くと考えてしまう。行きたくないという場合は、無理に登校させないほうが良い」と話す。

 不登校に詳しい心理カウンセラーの内田良子さんによると、子供の自殺の多い時期は、不登校の増える時期とも重なる。

 学校に行きたくないというそぶりを見せたら、子供の気持ちと事情をよく聞いて、意思を尊重することが大切だという。「学校に居場所がないと感じているのに、親が無理に行かせようとすると、家庭も安心できる居場所ではなくなり、子供を追い詰める」と内田さん。「話を聞くときは批判せず、何があっても味方でいる、と伝えてほしい」

広がる支援

 「9月1日」に向け、相談窓口の拡大や、居場所作りの支援も広がっている。

 いじめ問題に取り組むNPO法人「ユース・ガーディアン」など13団体・企業は8月23日、「いじめ自殺防止のための共同宣言」を公表。「君にとっての地獄なら、行かなくていい」などと呼びかけた。

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