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【ビジネスパーソンの必読書】『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』『昭和30年代に学ぶコミュニケーション』『フレンチの王道 シェ・イノの流儀』

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【ビジネスパーソンの必読書】
『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』『昭和30年代に学ぶコミュニケーション』『フレンチの王道 シェ・イノの流儀』

『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』アダム・グラント著、楠木建訳(三笠書房・1800円+税) 『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』アダム・グラント著、楠木建訳(三笠書房・1800円+税)

 熱戦が繰り広げられたリオ五輪。世界レベルのアスリートともなると、身体はもちろん心の動きをコントロールすることも重要だと感じさせられた。ビジネスパーソンも、忙しさにかまけて「心」をおろそかにしないよう、常に気に留めておくことが大事だ。(情報工場「SERENDIP」編集部

先延ばしも有効

 □『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』アダム・グラント著、楠木建訳(三笠書房・1800円+税)

 「人と違うこと」を成し遂げた歴史上の偉人たちは、生まれながらの天才、あるいは果敢にリスクをとって挑戦したと思われがち。だが本書はそれを否定する。彼らの多くは子供時代には才能の萌芽(ほうが)は見られず、大きなことをするときもリスクを恐れ、極力安全策をとっていると指摘。つまり「普通の人」でもオリジナルな成果を上げられるということだ。本書ではそれを前提に、どのようにすればオリジナリティーを発揮できるかを探っている。

 興味深いのは「先延ばし」を有効としていること。ただし本書で言う「先延ばし」は「放置」とは違う。手をつけた上で「寝かせておく」ことで、いろいろな発想や情報が集まり、より良いものが仕上がるという意味だ。

 効率のみを重視しては、オリジナルな成果を上げるのは難しいのかもしれない。行動と思考を「効率重視」と「オリジナル重視」にうまく切り分けるのが肝要なのだろう。

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