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緩和ケアにアロマセラピー がんなどの苦痛和らげ生きる力を

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緩和ケアにアロマセラピー がんなどの苦痛和らげ生きる力を

「りなちゃんきいて」 「りなちゃんきいて」

 がんなどの緩和ケアにアロマセラピーを活用する動きが広がっている。植物から抽出された精油による薬理作用や香りのリラックス効果があり、肌に触れられることで痛みやストレスが和らぐ効果も。患者を見送る家族のグリーフ(悲嘆)ケアにもつながっている。(加納裕子)

                   

親子の橋渡し

 「アロマセラピーがなかったら、もっとつらい最期だったと思います。出合えてよかった」。がんで32歳の息子を亡くした兵庫県の女性(69)は目に涙を浮かべてこう振り返る。

 男性は20代後半で胃がんに。手術を受けて仕事に復帰したが再発し、亡くなる直前の2カ月間、ホスピスで毎週アロマセラピーを受けた。痛みやしんどさでいらだつこともあったが、セラピストに胸の内を話すと気持ちが落ち着き、施術を受けた後は母親とも和やかに会話ができたという。

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