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【天皇陛下「お気持ち」】皇位継承あれば元号変更 平成は3案から選定

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【天皇陛下「お気持ち」】
皇位継承あれば元号変更 平成は3案から選定

 元号は、皇位継承があった場合に一定の手続きを経てすぐに改められる。1979年に成立した元号法が規定しており、仮に生前退位が実現すれば、元号も変わることになる。「平成」は89年の昭和天皇の崩御により、改元された。その際は、最終的に三つの案から平成に絞り込まれた。

 政府の「元号選定手続」によると、首相は「高い識見を有する」学者らを数人選び、それぞれに2~5個の新元号案を考えるよう要請。学者らは意味や出典を添えて案を提出する。

 漢字2字で読みやすく、過去に元号として使われていないといった条件を基に、首相の指示で数個に絞られる。その後、官房長官が有識者の懇談会を開き、結果を首相に報告。首相は衆参両院の議長、副議長の意見を聴いた上で、全閣僚会議で協議。閣議で新元号を決定する。

 平成への改元の際、政府は昭和天皇の崩御前に、学者らに新元号案提出を水面下で依頼し、いくつかの案を受け取るといった事前準備を進めていた。崩御後に学者らに連絡し、正式に委嘱した。有識者懇談会の段階では、平成のほかに「修文」「正化」の案があった。当時の竹下内閣の小渕恵三官房長官が「平成」の書の入った額を記者会見で掲げ、発表。崩御の翌日から平成が始まった。

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