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【健康カフェ(44)】虫刺され 病気媒介も、外出時は露出少なく

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【健康カフェ(44)】
虫刺され 病気媒介も、外出時は露出少なく

 外来に通院中の60代後半の女性が先日、「ブユに刺されて大変だったのよ」と教えてくれました。女性は写真が趣味で、花の写真を撮ろうと茂みに入ったところ、半袖から露出していた腕を数カ所刺されたそうです。刺されたところが痛くてかゆく、赤く腫れたため、皮膚科で軟膏(なんこう)を処方してもらったものの、1週間くらいつらい思いをされたそうです。

 薄着で外出する機会が増える夏は、さまざまな虫に刺される危険があります。女性を刺したブユは、渓流に近い山野などに生息し、春から秋まで活発に活動しています。

 同様に山野に生息するマダニは、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスを保有していることがあります。このウイルスを持ったマダニにかまれると、6~14日の潜伏期間を経て、発熱や頭痛、皮下出血などの症状が出て、死亡することもあります。かつてはこのウイルスを持ったマダニは日本にはいないと考えられていましたが、平成25年に国内感染での死亡が報告され、厚生労働省もマダニにかまれないように注意を呼び掛けています。

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