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【父の教え】演歌歌手・角川博さん 一日一日を精いっぱい生きる

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【父の教え】
演歌歌手・角川博さん 一日一日を精いっぱい生きる

「声は父親譲りだと思って、感謝しています」と語る角川博さん。喉のため、2年ほど前に酒とたばこをやめた(荻窪佳撮影) 「声は父親譲りだと思って、感謝しています」と語る角川博さん。喉のため、2年ほど前に酒とたばこをやめた(荻窪佳撮影)

 女心を歌わせたら、右に出る者はいないといわれる演歌歌手の角川博さん(62)。父親の憲弘さんは広島市で新聞販売店を営み、角川さんは幼い頃から家業を手伝っていた。早朝の新聞配達にチラシの折り込みなど連日のつらい作業を通じ、父親から学んだことは、一日一日を大切にする前向きな姿勢という。

 角川さんの歌のうまさは父親譲り。「おやじは、のど自慢大会でよく優勝していました。地元ではちょっとした有名人で、呼ばれてお祭りで歌うこともありました。録音した歌をレコード会社のプロデューサーに聞かせたことがありますが、僕よりうまいと絶賛していました」

 両親がブラジルに移民し、ブラジルで生まれた憲弘さん。戦前に両親とともに日本に戻り、終戦を北海道で迎えた。家族で出身地の広島市に移り、憲弘さんは市内の新聞販売店で経験を積んだ後、独立して「角川新聞舗」を開いた。朴訥(ぼくとつ)として、自分のことを多くは語らなかった父だが、「苦労をしたからでしょう。人一倍根性があった。そして、他人の痛みが分かる人でした」。

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