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【健康カフェ】(43)若年・中高年の熱中症 炎天下のスポーツ・作業に注意

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【健康カフェ】
(43)若年・中高年の熱中症 炎天下のスポーツ・作業に注意

 前回に続き、熱中症の話です。熱中症は、若い人ではスポーツ、中高年では肉体労働での発症が多く、特に男性に多くみられます。発症しやすい時間帯は正午から午後3時前後の晴天の日が多いです。

 高血圧で通院中の30代後半の男性患者さんも昨夏、熱中症を発症しました。建築現場で働くこの男性は、炎天下での作業中、水分補給がきちんとできなかったそうです。仕事を終え帰宅したところ、めまいと気持ち悪さで病院を受診、軽い熱中症と診断されました。点滴でよくなりましたが、「やはりちゃんと水分をとらないと危ないですね」と話してくれました。

 若年者の場合、屋外で長時間のスポーツをしたり、高温多湿の中、屋外の現場で作業をしたりすると重症化するケースが多くみられます。水分補給の回数が少ないことは重症化のリスクとなります。各人がそれぞれ気を付けるのはもちろん、例えば工事現場などで監督する立場の人は、常に作業員に気を配り、休憩時間や飲水の機会を設けるようにする必要があります。その場合、その日の天候や気温、作業員のようすを見ながら、水分補給の回数を増やすなどの柔軟な対応が必要です。

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