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【主張】道徳の成績評価 教師の力量こそ問われる

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【主張】
道徳の成績評価 教師の力量こそ問われる

 道徳の教科化に伴い文部科学省の専門家会議が、成績評価の方法を示した。記述式で児童生徒一人一人が自分の成長を実感できるよう励ますものにする。

 「道徳の評価は難しい」と腰が引けた教師にも分かりやすく、妥当な提言だろう。

 評価がおざなりでは、子供たちの成長は望めない。教師の意識を変え、道徳教育の充実を実現してもらいたい。

 現在、小中学校で週1時間ある「道徳の時間」が、小学校で平成30年度、中学で31年度から「特別の教科」に格上げされる。教科になれば教科書を使い、評価が行われる。今年度は小学校用の教科書検定が行われている最中だ。

 道徳は戦後、「価値観を押しつける」といった反対が根強く正式な教科とされなかった。成績を評価することについても「教師の好む発言をする子が増える」などの批判や懸念がいまだにある。

 だが道徳は、特定の考え方を押しつける授業と「対極」にある。立場による価値観の違いなど物事を多角的にみる力を養うものだ。教科化を提言した中央教育審議会の答申で明確にされたことだ。

 今回、評価にあたっても「自分と違う意見を理解しようとしているか」などの観点をあげた。

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