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須坂市動物園のカンガルー「ヨナ」も天国に 長野 “日本一有名なカンガルー”の孫

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須坂市動物園のカンガルー「ヨナ」も天国に 長野 “日本一有名なカンガルー”の孫

死んだヨナ(右)と、仲良く餌を食べるクララ=平成27年3月12日、須坂市動物園 死んだヨナ(右)と、仲良く餌を食べるクララ=平成27年3月12日、須坂市動物園

 長野県の須坂市動物園に飼育されていたオスのアカカンガルー「ヨナ」が16日死んだ。サンドバッグをキックするなど愛らしいしぐさで全国的な人気を集め、同園を一躍有名にした名誉園長「ハッチ」の孫。ハッチの嫁「クララ」も6月9日、老衰により死んだばかりで、同園からカンガルーがいなくなった。

 16日午前10時半頃、来園者がカンガルー舎で倒れているヨナを発見し、飼育員が死亡を確認した。同日朝には飼育員らに元気な姿を見せていた。死因は、人間で言えば「脳内出血」とみられる。ヨナの頭部には何かにぶつけた古傷があり、患部に血がたまって死に至ったもようだという。

 ヨナはハッチの娘「キララ」の第3子で、「よこはま動物園ズーラシア」(横浜市)で平成26年1月に生まれた。昨年3月、須坂市動物園に迎えられ、先に天国に行った祖母のクララと仲良く暮らしていた。クララが死亡した際も、ヨナは寄り添っていた。2歳半で人間に例えれば10代半ばだという。ヨナは祖父母が眠る同園内の「ハッチの墓」に埋葬された。

 同園は「性格は大胆で人見知りもせず、お客さまから愛されていたので、大変残念だ。他園にヨナの兄弟がいれば融通してもらうなどしてハッチの血統を残していきたい」と話している。

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