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ほ乳類死亡が相次いだ札幌・円山動物園は改善されたのか マレーグマ「ウッチー」の死から約1年で市長が訓示

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ほ乳類死亡が相次いだ札幌・円山動物園は改善されたのか マレーグマ「ウッチー」の死から約1年で市長が訓示

マレーグマ「ウッチー」の死から1年を迎えるのを前に、アフリカゾーンの改善箇所を見て回る札幌市の秋元市長=14日、札幌市の円山動物園(杉浦美香撮影) マレーグマ「ウッチー」の死から1年を迎えるのを前に、アフリカゾーンの改善箇所を見て回る札幌市の秋元市長=14日、札幌市の円山動物園(杉浦美香撮影)

 マレーグマやキリンなど大型ほ乳類の死が相次いだ札幌市の円山動物園で15日、マレーグマの死から約1年となるのを前に秋元克広市長が訪れ、施設の改善状況を視察した。

 マレーグマの雌ウッチーは昨年7月25日、同居訓練中の雄に襲われ死んだ。さらにアフリカゾーン搬送中にシマウマがストレスかも死亡、マサイキリンも誤嚥で窒息死した。市は事態を重視し、昨年10月だったアフリカゾーンの全面開業を今年夏に先送りした。他の動物園園長らに点検してもらったところ、問題があると指摘されたのは48カ所あり改修を進めてきた。

 午前8時45分、秋元市長はウッチーの献花台に花を供えた後、「動物園として異例の改善勧告があり、多くのおしかりの言葉をいただいた。厳しい、つらい1年だった。市民の声は動物園に対する期待の声のあらわれでもある。もう一度、多くの市民に信頼される場になっていきましょう」などと職員に訓示した。

 この後、市長はアフリカゾーンでライオンが脱走しないように岩場や柵に取り付けたオリやキリンがすべらないように改修した箇所を見て回った。引っ越したキリンを新しい環境に慣らすため、全面公開は夏休み以降の予定。

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