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【「生前退位」ご意向】皇室典範1~2年かけて改正案検討 宮内庁長官「いろんなお考えをお持ちになる」

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【「生前退位」ご意向】
皇室典範1~2年かけて改正案検討 宮内庁長官「いろんなお考えをお持ちになる」

お誕生日に先立ち記者会見に臨まれる天皇陛下=2015年12月18日、皇居・宮殿「石橋の間」(代表撮影) お誕生日に先立ち記者会見に臨まれる天皇陛下=2015年12月18日、皇居・宮殿「石橋の間」(代表撮影)

 天皇陛下が天皇の位を生前に皇太子さまに譲る意向を示されていることを受け、政府は「生前退位」に関する規定がない皇室典範の改正に向けた検討に入ることになる。有識者会議を設置し諮問した上で、1~2年程度かけて改正案をまとめ上げる案が有力となっている。

 安倍晋三首相は14日、記者団に対し、天皇陛下の生前退位について「事柄の性格上、コメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。菅義偉官房長官も記者会見で「政府としてコメントすることは控えたい」と語った。

 宮内庁の風岡典之長官は14日の記者会見で、「ご加齢にともないお務めを行っていかれる中で、いろんなお考えをお持ちになるということはあり得る」と説明した。また、皇室を取り巻く環境の諸課題を話し合うため、日常的に幹部が集まることはあると指摘。その上で、生前退位など「具体的な制度を念頭にやったことはない」と語った。

 検討作業が進み皇室典範の改正案がまとまれば、政府提出法案として国会に提出することが想定される。通常の法案と同じように、衆参両院の内閣委員会で審議し、本会議で可決、成立させる。

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