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【「生前退位」ご意向】陛下の体調気遣う声 被災者「ゆっくり過ごされて」

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【「生前退位」ご意向】
陛下の体調気遣う声 被災者「ゆっくり過ごされて」

東日本大震災の被災者に声を掛けられる天皇陛下=平成23年5月11日、福島県相馬市の市立中村第二小学校 東日本大震災の被災者に声を掛けられる天皇陛下=平成23年5月11日、福島県相馬市の市立中村第二小学校

 天皇陛下は、これまで東日本大震災の被災地や先の大戦の激戦地などに何度も足を運ばれてきた。「ゆっくり休んで」「続けてほしい」。生前退位のご意向が報じられてから一夜明けた14日、励ましを受けた人々からは陛下の体調を気遣う声が聞かれた。

 天皇、皇后両陛下は今年3月、福島県三春町をご訪問。東京電力福島第1原発事故で同県葛尾村から避難した被災者と懇談された。日用雑貨店店主の佐藤英人さん(75)は陛下のご意向について、「年齢的にも体調管理は大変で、連日のご公務は体への負担も大きいはず。一般の人には到底こなせないだろう。ゆっくり過ごされてほしい」と自身より7歳上の陛下の体調を気遣った。

 佐藤さんは懇談の席で、陛下から「より良い地域がつくられていくことを願っています」と声を掛けられたといい、「陛下のお言葉に勇気づけられ、励みになった」と話した。

 3月の訪問では宮城県女川町にも立ち寄られた。駅前の復興商店街でスペインタイルの工房を営む阿部鳴美さん(55)は「温かい言葉で被災地を励ましていただいた」と振り返り、「陛下のご意向に沿った形になり、ご自身の体調を気遣っていただければ」と話した。

 平成26年7月に両陛下が訪問された宮城県南三陸町の高橋修・町飲食組合長(57)は、「公務が大変と思っていた。肩の荷を下ろされた状態で、また被災地にお越しいただきたい」と話した。

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