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【「生前退位」ご意向】陛下、病乗り越えご公務に強いお気持ち

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【「生前退位」ご意向】
陛下、病乗り越えご公務に強いお気持ち

 天皇陛下はこれまで皇后さまとともに、多岐にわたる公務に真摯(しんし)に取り組まれてきた。平成24年には心臓の手術を受けながら、直後に行われた東日本大震災の政府主催の追悼式に出席、苦難に見舞われた国民に寄り添う強いお気持ちを示されてきた。

 陛下に心臓のご不調の兆候がみられたのは22年9月。静養先の葉山御用邸近くで和船をこいだ直後、座り込むほどの胸の苦しさを訴えられ、その後の検査で冠動脈の血管に狭窄(きょうさく)などが見つかった。

 その後、陛下は24年2月18日、東京大学医学部付属病院(東京都文京区)で冠動脈バイパス手術を受けられた。手術は無事終了し、3月4日に退院すると、術後、初の公務として強く希望していた同11日の東日本大震災一周年追悼式に出席された。

 陛下のご体調は万全ではなかった。式の4日前には右胸にたまっていた胸水を抜く治療を受けたものの、左胸には「相当量」の水が残った状態で、悪化すればご出席を取りやめるという「ぎりぎりの判断」(宮内庁関係者)だった。そうした中、陛下は「国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています」と述べられた。

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