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【「生前退位」ご意向】慰霊に区切り、影響か 議論には時間も 秋篠宮さま「定年制必要」

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【「生前退位」ご意向】
慰霊に区切り、影響か 議論には時間も 秋篠宮さま「定年制必要」

2016年1月29日、「比島戦没者の碑」に供花される天皇、皇后両陛下=フィリピン・カリラヤ(代表撮影) 2016年1月29日、「比島戦没者の碑」に供花される天皇、皇后両陛下=フィリピン・カリラヤ(代表撮影)

 別の宮内庁関係者も「先の大戦で、国外最多の51万8千人に上る日本人が亡くなったフィリピンの地で今年1月、ご慰霊が実現したことも、陛下にとって大きかったのでは」と語る。陛下は生前退位の意向を皇后さまだけでなく、皇太子さま、秋篠宮さまにも伝えられているという。

 陛下は平成23年ごろから、皇太子さま、秋篠宮さまを御所に招き、宮内庁長官を交えて懇談されてきた。24年7月以降は月1回のペースで行われ、この際には、長官が外した後に皇后さまを交えて4人で昼食をともにされている。陛下はこうした機会に考えを伝えられたとみられる。

 秋篠宮さまは23年11月、誕生日を前にした記者会見で「(天皇の)定年制というのは、やはり必要になってくると思います」と述べられている。こうした秋篠宮さまのお考えも、陛下には伝わっているとみられ、政府関係者は「秋篠宮さまのお考えが、生前退位のご意向に影響を与えた可能性も否定できない」と指摘する。ただ、皇室典範の改正は皇室制度の根幹に関わることから、議論が進むには、ある程度時間がかかるとの見方は根強い。

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