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【「生前退位」ご意向】慰霊に区切り、影響か 議論には時間も 秋篠宮さま「定年制必要」

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【「生前退位」ご意向】
慰霊に区切り、影響か 議論には時間も 秋篠宮さま「定年制必要」

2016年1月29日、「比島戦没者の碑」に供花される天皇、皇后両陛下=フィリピン・カリラヤ(代表撮影) 2016年1月29日、「比島戦没者の碑」に供花される天皇、皇后両陛下=フィリピン・カリラヤ(代表撮影)

 天皇陛下が生前退位の意向を示されている事実が13日、明らかになる一方、宮内庁の山本信一郎次長は同日夜、「(陛下が生前退位の意向を示されたとする)報道があったことは承知しているが、そのような事実は一切ない」と記者団に対して完全否定した。その背景には、皇室典範を改正するためには国民的な議論が必要で、ある程度時間がかかることも予想されることから、宮内庁サイドが拙速な議論を忌避している実態があるとみられる。

 午後8時40分ごろから約1時間にわたり、宮内庁3階の次長応接室で行われたレクチャーでは、山本次長は「陛下は制度的なことについては憲法上の立場から話すことを控えられてきた」と説明。ある政府関係者は「天皇陛下のご意向が、法律の改正という政治的な判断に影響を及ぼすことにナーバスになっている部分はある」と明かす。

 陛下は少なくとも1年以上前から生前退位の意向を示されていたといい、宮内庁関係者は「戦後70年を前に両陛下は沖縄、長崎、広島の地を再訪し、昨年4月には慰霊を熱望していたパラオ共和国の訪問が実現したことで一区切りがつき、生前退位の意向を強められたのでは」と推察する。

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