産経ニュース

「石内都展 Frida is」 日常の彼女と対話する

ライフ ライフ

記事詳細

更新


「石内都展 Frida is」 日常の彼女と対話する

フリーダとの共通点は「ものをつくる、表現する、自分で稼ぐ」。女性として表現者として、フリーダとの出会いは大きいという石内都さん フリーダとの共通点は「ものをつくる、表現する、自分で稼ぐ」。女性として表現者として、フリーダとの出会いは大きいという石内都さん

 「マザーズ」「ひろしま」シリーズなど、人が生きた証しや記憶にまつわる作品で国際的に知られる写真家、石内都さん(69)が、メキシコを代表する画家、フリーダ・カーロ(1907~54年)の遺品を撮影したのは4年前。その模様はドキュメンタリー映画として昨年公開され、海外では作品の大規模展示も行われてきた。東京・銀座の資生堂ギャラリーで「石内都展 Frida is」が開かれている。日本でフリーダ・シリーズの写真がまとまった形で発表されるのは、これが初めて。(黒沢綾子)

                   

 青空と海を感じさせるメキシカンブルーに、レッド、イエロー、淡いパープル。4色に塗り分けられたギャラリーの壁に、これまた色とりどりの民族衣装のドレス、靴や指輪、化粧道具などが映える。これら被写体はすべて、生前フリーダが身に着けたり日々使っていたものたち。

 青は、彼女がほぼ終生を過ごしたメキシコ市の通称「青い家」-現・フリーダ・カーロ博物館にちなむ。その青い家で2012年、石内さんは35ミリのフィルムカメラを手に、フリーダが残していったものをひとつずつ、自然光で撮影していった。それは3週間にわたる「彼女との対話」であり、フィルム100本分に及んだという。

続きを読む

このニュースの写真

  • 「石内都展 Frida is」 日常の彼女と対話する
  • 「石内都展 Frida is」 日常の彼女と対話する

「ライフ」のランキング