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【アート 美】ひと味違う「面白空間」原美術館 「みんな、うちのコレクションです」 

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【アート 美】
ひと味違う「面白空間」原美術館 「みんな、うちのコレクションです」 

艾未未「毛像組 1」1985年 艾未未「毛像組 1」1985年

 一般的に美術館は多くの作品を所蔵している。それを「コレクション展」として見せるのは安易な企画に思われがち。だが東京の原美術館で開催されている「みんな、うちのコレクションです」は、ひと味違う。1979年の開館以来、数々の展覧会を企画して現代美術をリードしてきただけに、美術館に並ぶ作品が誇らしそうに輝いている。

 展示されているのはいまをときめく人気アーティストの作品ばかり。エントランスに置かれた草間彌生のカボチャのオブジェに迎えられ展示室に入ると、人間と動物が一体化したような不思議な木彫に出合う。胎児のような人間をモチーフとした油彩や彫刻で注目を集める加藤泉の「無題」だ。家族の肖像をテーマにした作品は、頼もしい大きな父親の背中にちょこんと座った小さな妻子がいる。不気味でありながらかわいらしい。

 加藤はダイムラー・ファウンデーションジャパンの文化・芸術支援活動「アート・スコープ」で2007年、ドイツに3カ月間滞在。その活動のパートナーを務める同館では、プログラムの成果を踏まえた展覧会を開催している。ニューヨークの有力ギャラリーで個展を開催するなど、世界で活動を展開する加藤。いまでは高価で簡単に手に入らないだけに、貴重な所蔵品となった。

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