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21歳女性が警察犬指導士に 父の故郷襲った新潟中越地震きっかけで志す

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21歳女性が警察犬指導士に 父の故郷襲った新潟中越地震きっかけで志す

高橋ありささんと嘱託警察犬の「アンナ号」=5月、埼玉県ふじみ野市 高橋ありささんと嘱託警察犬の「アンナ号」=5月、埼玉県ふじみ野市

 埼玉県ふじみ野市で犬の訓練施設に勤める高橋ありささん(21)が6月、県委嘱としては過去最年少の警察犬指導士としてデビューした。日本警察犬協会によると、全国的にも20歳前後の指導士は珍しい。志したきっかけは、父の故郷を襲った新潟県中越地震。

 警察犬の能力を磨き、事件や遭難があれば現場に一緒に駆け付けるのが指導士の役目。相棒で雌のシェパード「アンナ号」とともに4月、県警の嘱託警察犬の審査会に合格した。

 平成16年の中越地震では、警視庁の警備犬「レスター号」が2歳の男児を発見し、救出につなげた。高橋さんは父の実家へ行く際に現場に連れられ、小学生ながらに「よく見つけ出せたな」と感動したという。

  アンナ号は、甘えん坊で元気な性格という。においを頼りに行方不明者を捜索するなどの任務が想定され、任期は1年だ。高橋さんは「最初は不慣れで苦労するかもしれないが、少しでも人の役に立ちたい」と話している。

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