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日本を象徴する新元素名「ニホニウム」、科学への夢ふくらむ

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日本を象徴する新元素名「ニホニウム」、科学への夢ふくらむ

森田浩介・九州大教授 森田浩介・九州大教授

 理化学研究所のチームがアジアで初めて発見した新元素は、「ニホニウム」という日本を象徴する名称案が付けられた。国民が誇らしく感じ、科学への夢を抱ける名前だ。日本の元素名が周期表に初めて刻まれることで、日本の科学技術力の高さが世界に示される。

 新元素名は国や地域、科学者などの名前にちなみ、語尾に「イウム」などを付けることが国際規則。国名に由来するものは米国のアメリシウム、フランスのフランシウム、ドイツの古称に基づくゲルマニウムなど主要国の多くが既に命名している。発見国の威信を高めることに直結するからだ。

 理研チームの森田浩介氏も「日本で発見されたことが誰にでも分かる名前にしたい」と話し、国名にちなむ名称を検討していた。

 当初は学術用語で多用されるラテン語やフランス語の日本に由来するジャポニウムが候補とされ、一時は研究計画名にも掲げられた。だが日本人の蔑称であるジャップを連想させるとの批判が一部であり、森田氏は「多くの人がいやにならない名前にしたい」と候補から外した。

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