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新元素はニホニウム 日本初、理研チーム命名 113番、周期表に記載 年末にも正式決定

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新元素はニホニウム 日本初、理研チーム命名 113番、周期表に記載 年末にも正式決定

新元素ニホニウムの合成に使われた加速器=2015年8月、埼玉県和光市の理化学研究所 新元素ニホニウムの合成に使われた加速器=2015年8月、埼玉県和光市の理化学研究所

 理化学研究所のチームが発見し、日本で初めて命名権を獲得した原子番号113番の新元素の名称案は「ニホニウム」であることが明らかになった。元素記号案は「Nh」。元素名を決める国際純正・応用化学連合が8日夜、発表した。既に内部審査で承認しており、年内にも決定する。

 同連合は5カ月間にわたって一般からの意見を公募する。重大な反対意見がなければ、アジアで初めて発見された元素として周期表に記載される。名称案が発表後に覆った例は過去にないという。

 名称案はチームを統括した森田浩介グループディレクター(九州大教授)が日本の国名にちなみ決定。アルファベット表記は「nihonium」。元素記号は最初の2文字を使うとニッケルと同じ「Ni」になるため「Nh」とした。

 森田氏は「応援してくださった日本の皆さんのことを思い命名した元素名が、人類の知的財産として将来にわたり継承される周期表に載るのは大変光栄だ」とコメントした。

 理研チームは平成16年以降、加速器を使った実験で113番元素の合成に成功し、ロシアと米国の共同チームと発見を激しく競ってきた。信頼性の高さが決め手となり昨年12月末、同連合から発見を認定され命名権獲得が決定。今年3月に名称案を提出していた。

 元素は全ての物質を構成する基本要素のことで118番まで見つかっている。名称と記号は発見チームに提案権が与えられ、これまで欧米露が独占していた。

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