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【健康カフェ】(37)足の動脈硬化 「長時間歩けない」は要注意

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【健康カフェ】
(37)足の動脈硬化 「長時間歩けない」は要注意

 「歩いているうちにふくらはぎに突っ張るような感じがしてだるくなる。少し休むとよくなるので休みながら歩いているが、一度に長く歩くことができない」

 糖尿病と高血圧で治療中の60代後半の男性患者さんの訴えです。

 男性の症状は間歇性跛行(かんけつせいはこう)といいます。いろいろな原因がありますが、男性は数年前に脳梗塞を発症していることもあり、「閉塞性動脈硬化症」が疑われました。閉塞性動脈硬化症は、「足の動脈硬化」とも呼ばれ、足の血管が狭くなるか詰まるかして足を流れる血液が不足し、それによって痛みを伴う歩行障害が起きる血管の病気です。

 病気かどうかを調べるにはまず、足首と上腕の血圧を測ります。血圧は通常、腕よりも足の方が高いのですが、足の動脈硬化が進むと足首の血圧が低くなり、足首の血圧を上腕の血圧で割った数値が0・9以下だとこの病気の可能性があります。診断を確定するには、さらにCT(コンピューター断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像装置)による検査、血管造影などを行い、血管が狭窄(きょうさく)している場所や範囲、程度などを調べます。

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