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「『水素水』はかつてブームを巻き起こした『あの水』と同じだった」…産経ニュース記事に日本医科大の太田成男教授が反論

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「『水素水』はかつてブームを巻き起こした『あの水』と同じだった」…産経ニュース記事に日本医科大の太田成男教授が反論

太田成男・日本医科大教授 太田成男・日本医科大教授

 さらに、水素の効果を確信した医師たちは自らの責任で自由診療として水素を様々な治療に応用している。研究段階とはいえ、すでに一部は応用段階へ進んでいると言える。副作用が見られないというのが大きな理由だろう。

 従来の常識とは異なり、多くの症状に対して水素の効果がでているのが特徴である。従来の概念では医薬品、特保や機能性表示食品が示す効果は対症療法的効果を意味する。水素のように多くの症状を緩和することは、現在の制度には当てはまらないことになる。対処療法ではなく、根本原因に作用するのが水素である。

 メカニズムとしては、水素は体内の遺伝子発現を制御し、様々な機能が発揮されることがわかってきており、その最初の段階はフリーラジカル連鎖反応への水素の介入である事がわかってきている。基本的原理は理解できたと思うが、まだまだ研究の余地は残されている。未解決の問題はたくさん残されているが、それをいつまでも「わからない。わかっていない。」とだけ言い続けるのは、生産的ではないだろうし、正しい理解とは言えない。

7.私と産業との関わり

 研究がいくら進んだといっても、産業化しないことには、研究成果の恩恵を人類へ及ぼす事はできない。私としても、できる範囲で適切な産業の育成にも力を注ぎたいと考えている。私の原稿の公平性を担保するために、私の経済的利益関連にも言及するようにとの産經新聞から依頼があった。

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