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【アート 美】ルノワール展 愛らしく楽しい平和な輝き

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【アート 美】
ルノワール展 愛らしく楽しい平和な輝き

「陽光のなかの裸婦(エチュード、トルソ、光の効果)」1876年頃 オルセー美術館 cMusee d’Orsay,Dist.RMN-Grand Palais/Patrice Schmidt/distributed by AMF 「陽光のなかの裸婦(エチュード、トルソ、光の効果)」1876年頃 オルセー美術館 cMusee d’Orsay,Dist.RMN-Grand Palais/Patrice Schmidt/distributed by AMF

 明るい色彩の華やかな絵画で人気のある印象派の巨匠、ピエール・オーギュスト・ルノワール。日本でも人気が高く、しばしば展覧会が行われているからなじみ深い画家といえるだろう。世界有数のルノワール・コレクションを持つパリ・オルセー美術館とオランジュリー美術館の協力を得て100点を超える作品を集めた展覧会が、東京の国立新美術館で開催されている。

 多くの代表作をそろえた本展で、最も注目を集めているのは「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」だ。印象派を代表する重要作品として知られる名画で、日本初公開となる。

 舞台はパリ・モンマルトルの風車(ムーラン)のあるダンスホール。屋外でおしゃべりやダンスに興じる人たち。斑点状の木漏れ日など白や黄色の明るい色で彩られ、人々の群れは赤、黄、青の色となって躍動する。

 19世紀末のモンマルトルはにぎやかな盛り場で、紳士淑女や芸術家たちが集まった。日曜日の午後、ダンスホールでは舞踏会が開かれ、仕事から解放された市民が休日を過ごしていた。楽しく活気に満ちた情景は、余暇を楽しむ時代の空気を伝えているようだ。

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