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自治体から孫育てガイド続々 親と祖父母の橋渡しに

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自治体から孫育てガイド続々 親と祖父母の橋渡しに

さいたま市の「祖父母手帳」。今と昔の子育ての「常識」の違いを解説するページもある(同市提供) さいたま市の「祖父母手帳」。今と昔の子育ての「常識」の違いを解説するページもある(同市提供)

 同市は核家族が全世帯の約3分の1を占め、他の政令指定都市に比べて多い。同市子育て支援政策課の担当者は「子育て世帯では共働きも増え、協力者が必要。祖父母世代は時間に余裕がある方も多い。家族や地域で協力し合うきっかけ作りになれば」と話す。

 当初1万部を子育て支援センターや市役所などで配布したが、反響が大きく3月に2万部を増刷した。また、市外からの問い合わせも多かったため、電子書籍版も公開された。

 リアルな声を紹介

 香川県三豊市では昨年11月、孫の年齢に応じた遊びや孫と作りたい料理なども網羅した「まごぼん。」を発行。熊本県も今年2月、妊娠から思春期まで幅広くカバーした「子育てサポート・孫育て手帳」の配布を始めた。

 平成22年度の事業でいち早く「孫育てガイドブック~孫でマゴマゴしたときに読む本~」を作成した岐阜県では、実際の誌面作りを子育て支援を行うNPO法人に委託。冊子では親世代と祖父母世代それぞれのリアルな声を載せた。

 うれしかったこととして「夫の母が『つわりで辛(つら)いんだから、アンタが家事をやりなさい』と夫に言ってくれた」(親世代)、「孫の笑顔に、心から癒(いや)される」(祖父母世代)。逆に嫌だったことでは「何かにつけて、『今の母親は楽でいい』と言われる」(親世代)、「お守りは結構疲れるってことを、親はわかっていない」(祖父母世代)。

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