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法科大学院受験7528人 最低更新、43校で定員割れ

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法科大学院受験7528人 最低更新、43校で定員割れ

 今春、学生を募集した法科大学院45校の受験者は延べ7528人で、初めて8千人を切って過去最低を更新したことが11日、文部科学省の集計で分かった。定員も減ったため、受験者数を合格者数の延べ4042人で割った競争倍率は、前年度比0・01ポイント減の1・86倍とほぼ横ばいだったが、入学者は計1857人にとどまり、45校中43校で定員割れとなった。

 平成27年度入試の受験者は54校の募集に対し、初めて1万人を切る延べ9351人だったが、今春はさらに19・5%減っており、司法試験合格者数の伸び悩みによる法科大学院離れが止まっていない。文科省は民間就職状況の好転もあり志願者も減ったとみている。

 今春の志願者は延べ8274人。定員は募集停止や削減で前年度から445人減の2724人だった。多くの法科大学院が定員より多く合格させたが、入学者は初めて2千人を割った。

 入学定員を満たしたのは一橋大と甲南大のみ。定員割れの43校のうち18校は入学者が定員の半数以下で、北海学園大は1人だった。

 法科大学院は16年度以降に74校が開校したが、廃止や募集停止が相次いだ。

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