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【STOP!メタボリックシンドロ-ム】徳島大「インスリン抵抗性」を解明 糖尿病根治薬へ新たな道

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【STOP!メタボリックシンドロ-ム】
徳島大「インスリン抵抗性」を解明 糖尿病根治薬へ新たな道

 肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)になると、全身にさまざまな合併症を引き起こす2型糖尿病を発症しやすくなる。内臓脂肪がたまると、血糖値を下げるインスリンの働きが弱まる「インスリン抵抗性」の症状に陥ることが大きな原因だが、徳島大の研究グループが世界で初めてそのメカニズムを解明した。日本発の糖尿病根治治療薬が作れる可能性が出てきた。(山本雅人)

各国で反響

 インスリン抵抗性のメカニズムを解明したのは、徳島大大学院医歯薬学研究部の佐田政隆教授らのグループ。研究成果は3月25日付の米科学誌「サイエンス・アドバンシズ」に掲載された。現在、世界で糖尿病患者が4億人を超え(国際糖尿病連合2015年発表)、各国が対策に苦慮する中、ロシアやブラジルでも大きな発見として、大々的に報道された。

 これまでの研究で、メタボや肥満により脂肪細胞が肥大すると慢性炎症を起こし、その影響で膵臓(すいぞう)から分泌されるホルモンであるインスリンの働きが低下することは知られていた。だが、佐田教授によると、「なぜ、脂肪細胞の肥大が炎症につながるのかという重要な部分が謎として残っていた」。かつて炎症は細菌感染によるものという説もあったが、菌を退治しても改善しないため、現在では否定されている。

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